AIを活用して教育することでたくさんの有益性を手に入れられるわけですが、そうだとしても教師の役目がなくなることはありません。その理由は、子のモチベーションを引っ張り出したり、創造性を養うことは、AIの得意技のフィールドではないからです。ダイレクトにコミュニケーションを図り、ひとりひとりの自分らしさを把握した上で、子にフィットさせた教育を行っていくことも大事になってきます。 そのことから、これからについてはAIに委任するべき部分と、AIに委託するべきではない部分の棲み分けをハッキリさせていくことが重要となってきます。学んでいく中でのひとりひとりの理解度には違いが見られることがあるため、ひとりひとりの理解度にマッチングしてピッタリな助言をしていくことが欠かせません。こういった勉強におけるアドバイスをする際には、AIを最大限活用していく価値があるでしょう。 そして、AI活用により教師の負担が緩和されれば、その分だけ、子の創造性や道徳性などをはぐくんでいくための時間を手にできるようになります。